【PPL公共政策の基本知識シリーズ②】

「ニムビィ(Not In My Back Yard)シンドローム」とは、負担や不利益を拒否する人間行動の傾向を指します。1960年代にNYマンハッタンでゴミ焼却場を建設しようとしたところ、全ての地域が反対したことに端を発し、米国の公共政策分野で登場した概念です。この概念を拡張し、大塚耕平(2004)「公共政策としてのマクロ経済政策」(成文堂)p.99では、「ニムティ(Not In My TerritorY)シンドローム」という概念を提唱しています。