【PPL公共政策の基本知識シリーズ⑤】

「投票のパラドックス」とは、多数決による公共的意思決定において、選択肢の組み合わせや選択の順番によって結果が変わることを示している。古くはローマ時代の政治家ガイウス・プリニウスが指摘していたが、18世紀フランスの数学者・哲学者・政治家二コラ・ド・コンドルセが精緻化した。

大塚耕平(2018)「『賢い愚か者』の未来」(早稲田大学出版部)p.379, p.380, p.382.