【PPL公共政策の基本知識シリーズ⑥】

「囚人のジレンマ」とは、協調することが協調しない場合よりも良い結果になるとわかっていても、協調しない(抜け駆けする)人間が利益を得る状況では協調が成立しない現象を説明している。1950年、米国ランド研究所の研究者が行った実験をもとに、数学者アルバート・タッカーが精緻化した。

大塚耕平(2004)「公共政策としてのマクロ経済政策」(成文堂)p.69, p.128, 同(2018)「『賢い愚か者』の未来」(早稲田大学出版部)p.383, p.384.